『ロリ裁判と賢者の石』 / クジラックス

記事公開:2012年07月21日  最終更新:2012年11月25日
画像(ロリ裁判と賢者の石  / クジラックス)

多くの傍聴人を集めて開廷された裁判――それは○五女児の強制わいせつ事件を裁く注目の公判。気丈にも法廷に立った少女は、震えながら証言を開始するのですが――?!

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えろあきちゃん:

  • 500倍の抽選を勝ち抜いた傍聴人たちが、背後で「ネット上の『カワイイ』って噂本当だったなー」「一ヶ月オナ禁したかいがあった」とささやく中、なぜかランドセル・防犯ブザー・キャミソール・チェック柄フリルスカート・ノーブラ・花柄パンツ・ソックス・スニーカー姿で証言台に立った、黒髪ロング・真ん中分けの女の子
  • 彼女の日常スナップがモニターに再生される前で、生年月日や身長体重、好きな科目や苦手な科目、趣味やあだ名、家族構成を答えてゆきますが、話が重要な部分に入ると、さすがに目を潤ませ声を震わせます
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  • そんな彼女に、若い検察官が、「ツラいこと思い出しちゃったかな〜?」「続きは僕が手伝っちゃう!」と快活な様子で近づきますが、次の瞬間彼女の肩に手をかけた彼は、「このようなごく普通の! 平穏に暮らしていた少女の笑顔を! 被告人は奪ったのです!」「レイプという手段で!」と宣言
  • 「みゆちゃんは事件以来男性恐怖症で外に出られない」「今日だって事件の非情さを伝えるため」「レイプされたときと同じ格好コスチュームをしてきたんですよ!!」「きっともうこの先マトモな恋愛もできず……」と、さらに言いつのりますが
  • 弁護士側は、「そもそもこの事件」「本当に…… 強姦だったのでしょうか?」と、異議を提出
  • 「ちょっと……かがんでみてくれるかな?」と反対尋問を開始したところ、「乳首が見えた!」「かわいいピンク色の乳首がしっかりと見えてる!!」「横からもぷっくら乳首が!?」「こんな簡単に!?」と、聴衆はどよめきまくり
  • 弁護士は、「なんでこんな…… 露出の多い服を着ていたのかな?」「とっても脱がしやすい服ですね」「中に何も着てないんだ」「Hなことされたくてアピール?」と尋問を続けながら、彼女を半裸に剥くと
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  • 貧乳おっぱいやパンツ股間をまさぐりながら、こんな服装では「『私は処女を捨てたがってるおませなJSガールです♡』『知らないおじさんにごーいんにハメハメされたいな♡』…って言ってるようなもんだよ?」と決めつけ
  • 「こーいうことされたかったんでしょ?」と言いながら、乳首舐めや乳首吸い、パンツ越しにスジ愛撫やクリクリ攻撃まで
  • 彼女が声を漏らしたのを、「お聴こえになりましたか?」「発情したメスの嬌声がこぼれているのが!」と声高に言い立てますが、証拠が不十分だと突っ込まれて、新たな“証拠資料”を開示
  • その証拠とは、彼女が破瓜の血を流す様子を撮影したハメ撮り映像。レイプ犯から、「オラッ! 『あん♡』って言えや!!」「もっとエロ〜く『あんあん♡』って!」と強要された彼女が、心ならずも相手に従って演技する様子が、逐一法廷で再生されてしまいます
  • 「あの犯人ハメ撮りしてたの!?」「でかした!でかした!」とわき上がる傍聴人たちと、「どうです? 赤らめた顔! 黄色い声! オスを受け入れんとする愛を感じませんか!?」と極論する弁護人
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  • その映像でフラッシュバックを起こした女の子は、声にならない声で絶叫しながら、その場に突っ伏して頭を抱えるのですが、傍聴人たちは、コートの中でもぞもぞごそごそと怪しげに手を上下させながら、「“フラッシュバック”って……レイプされたときのことを急に思い出して興奮してひとりHしちゃうってヤツ!?」「本当に嫌な思い出なら忘れちまうはず」「アノ子も案外まんざらでもなかった……ってことか!?」「フラバ顔まじ萌えだわ」「一度でいいからあんな顔にぶっかけてみて〜〜」と、勝手な感想を言いまくり
  • そんな彼女に近づいた初老の裁判長は、秘伝の“ヒーリングキッス”(※精神安定剤口移し)で少女を落ち着かせると、「もう少しだけ……頑張りましょう」と勇気づけて、“特別公開実況見分”の開始を指示
  • 強姦現場である彼女の部屋から接収したベッドを持ち込んで、被告人・被害者両者から取った“調書”の内容を検証すると言いはじめ……
  • 書記官が一部始終を録画中のデジカム映像をモニターに繋いで、パンツを脱がせた彼女のすじマンが濡れそぼっていることを、陰唇両開きでドアップ公開
  • 指マンやクンニに励みながら、「これは“愛液”というもので」「淫らな気分や恋心を抱く時に分泌するもの」「つまり好意を持った相手に対する『あなたのおち○ぽで私のおま○この中ゴシゴシしてください♡』という合図サインなのですよ?」と指摘すると
  • これでは埒が明かないと、「被告人」「被害者」等のゼッケンを持ち出して、「これはもう実際に挿入して確認しましょう!」と宣言
  • 検察官や裁判官が、「大丈夫 みゆちゃん ちゃんと再現できれば想いが伝わるよ」「気持ちよかったら気持ちいいって言ってくださいよ」と、好き勝手言う横で、彼女に男性器をインサートし
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  • 「被告人の言動を再現する」という名目のもと、「どや!! 大人ち○ぽハメてもろて気持ちエエやろ!?」「ホンマ○学生のオメコって小さいねんなぁ」「一年間遠征してストーカーし続けたかいがあったわ」「『うれしい』って言うてみて?」と、唐突に大阪弁になってノリノリ演技
  • 「うれひいでひゅぅ…」と答えた彼女を、「ホンマ言いよったァ♪」とあざ笑い、生理の有無を聞き出して、「残念やな」「みゆちゃんにワイのあかんぼ妊娠してもらいたかったねんけど」「もう一年くらい待っとった方がよかったかいのー」「でもな……毛ぇ生える前がよかってん♡」と、身勝手な台詞をぶつけながらピストン
  • 「膣内に射精して♡」とおねだりさせておいて膣内射精を敢行し、「これが……○学生かあ」「犯罪者達がリスクを冒すのも納得やで」と、突っ込んでおいてツッコミ所満点の発言を囁きますが
  • 百戦錬磨の“傍聴仙人”が予言したとおり、裁判の行方はまだ混沌としたまま。というのも、「私達にも是非お手伝いをさせてください!」「私達も……被告人の犯した罪の大きさを! 身を持って実感したいのです!」と、裁判員全員が挙手もとい勃起とともに起立したからで
  • 結果、少女は、「膣内8回」「口内に7回」「直腸内に5回」の陵辱すべての再現に立ち会わされる羽目になり
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  • 裸ランドセル姿でイラマチオされ、片脚抱え上げの交差位でピストンされ、背面座位や後背位で前穴や後ろの穴を犯されながら、「なんで抵抗しなかったの?」「本気でいやなら逃げればよかったのに!」「子供は……虚偽記述をしやすいと言われてるんだ」「未熟だから“思いこみ”で作り話をする」と、心ない質問を浴びせられます
  • その一方、裁判員たちは、背後で順番決めのじゃんけんに興じたり、「ちょっと君! 性器が被告人より大きすぎないか!?」「いや…逆に処女喪失時の痛みを再現できるのでは?」と好き放題言いまくり
  • 彼女が泡を吹き失神してもなお「再現」にこだわり、中には「お前…… 愛に飢えとったやろ?」「みゆのこと……何でも知っとる」「ファーストキスいただきや」「ホンマは普通に出会って…… みゆと恋愛したかったわ……」と、生ハメしながら唇を奪ったりする人物も
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  • 時間が押しているから――と、以降は同時に検証することになり、前後両穴刺しのサンドイッチ3Pまで始まって、叫び声を上げる彼女を、「やっぱり犯されて嬉しかったんだ♪」「こーやってみんなの前でハメられ体験したくて裁判起こしたの?」「法廷侮辱罪だぞ!!」「女の子って……そーゆーとこありますから(笑)」と、みんなで笑いものに
  • そんな中、されるがままにされる少女が思い出していたのは、告訴を決める前の、「これ以上みゆが辛い思いするなんて」「みゆのためを思って止めるのよ」という、両親との会話
  • 四方八方から突き出された裁判員たちのち○ぽから精液を浴びながら、少女が「わ゛たひも……愛ひてゆ゛よォ」「わたひのだんなしゃまににゃって…毎日…らぶらぶれいぷ…ひてね…♡」と台詞を再現し、再現劇はようやく終了
  • 全身精液まみれにされた女の子は、ベッドに放置されてぐったり脱力したまま、判決を待つのですが……?
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下衆だ…… 下衆すぎるよクジラックス先生……! と、ある意味感嘆せずにはいられない、なんとも胸糞悪い卑劣&鬼畜路線ヽ( ´∀`)ノ 間違いなく読んでいて腹が立ったり嫌な気分になる作品ですが、おそらく、ろりともだちが大好きだった人はこっちも絶賛しちゃいそうな気がします。

レイプの告発がセカンドレイプになる――という、現実社会でも実際に発生している状況を極端に誇張して描いた内容は、あまりにも手酷すぎるというか、高度に完成されているせいで、全体的にはお馬鹿あるいはギャグにしか見えなくなっているのが、ある意味救いであるような、それを分かった上で切り込んでいるのだから、確信犯的な意味でますますたちが悪いような微妙なところですが、被害にあった児童の私生活や証言すらさんざんズリネタや遊び道具にしておいて、いざ判決が下ったら、まるで別人のような取り澄ました顔で白々しく犯人に石を投げる側に回る裁判参加者の描写には、ぶっちゃけトーク的な突破力と、同病相憐れむ的な共感と同情、そしてロリコンと社会全体の両方に向けた皮肉が含まれていて、そこらへんの距離の取り方が、クジラックスという作家の巧みなところだと思われますヽ( ´∀`)ノ

ただまあ余談ですが、世間体があるから言わないだけで、お前らだってみんな心の中で○○してみたいと思ってるんだろ!?というひがみ論法は、○○に入る単語がロリセックスだろうがホモセックスだろうが殺人だろうがなんだろうが、世の中にはそういう願望を持たない人間が嘘でも冗談でもカモフラージュでも否認でもなんでもなく素でごく当たり前に存在するので、けっきょく共感するのはその性向を持っている人間だけで、そうでない人間はこういう論法に極めて冷淡である(言い淀んでいるとしても、こいつヤバい奴だから否定したらとばっちりが来そう、と危惧しているだけだったりする)――ということは、こういうお話を読んでシンパシーで素直に燃え上がっちゃうタイプの人には、心に留めておいてもらいたいポイントではあります。

クジラックスは、初単行本が11月に発売されるみたいです。

この作品が収録された単行本

参考

この記事を書いた人:ひろせあきら

※下のコメント欄は、『COMIC LO』2012年9月号を買いましたとの共用です。

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